【人】 二年生 稲出 柊一― 語るまでもない物語 ―[夏祭りが終わって、少しずつ、少しずつ 互いのことを知っていく過程で、 最初は不安だったけど、"伸びしろがある関係"なんて、 ポジティブな言い回しをすれば、楽しみが増えたみたいで、 新しい君を知るごとに、想いを深めていったんだ。 その中の1つに、"語るまでもない物語"はあったかな? >>2:129>>2:130>>2:131>>2:132 打ち明けてくれるもしもがあったなら、 嫌な思いをすることが少なくなかったことには、 少し胸が痛むけれど、 それ以上に大事に至らなかったことを安堵するんだ。 ぶっちゃけてしまうと、 オレはもとより小牧さんに"か弱い"という印象を 強くは持っていなかったりして、 (これ怒られるやつかな?) おっとりしているけど少しお転婆な面も見えたし、 彼女自身が言っていたように、 頑固な面も見受けられた。>>2:214 友達の元カレに関しては、 小牧さん自身も嫌な思いをしたのに、 自分よりも友達の為に怒る彼女に、 幻滅なんてするはずなくて、「 益々君を好きになった 」ちゃんと目を合わせてそう伝えるんだ。 あとこれは蛇足なんだけど、その元カレに一言。] (12) 2021/07/27(Tue) 18:40:27 |