人狼物語 三日月国

226 【身内】紅葉の森の三月うさぎ


【人】 真白

 

  ( …………ふふ、元気そう。
    さすがに日焼けしてる、……ちょっと新鮮かも )


[ ダメでした。
  何せうさぎは寂しいと死んでしまう生き物なので。
  耳をながーくして今か今かとソワソワしていた待ち人の姿に
  平然としていられるわけが無いのです。残念無念。

  へにゃんと頬を緩めて、
  喜びのあまり薄桃に染まった頬のまま
  ふわふわ夢心地で彼の元へ足を動かす。
  いつも通りふたつに結んだ髪もご機嫌に揺れて、靡いて、
  まるで御伽噺のアリスさながらだ。 ]

  
(12) 2023/10/06(Fri) 20:40:31