【人】 生徒 武藤景虎 それでは爺、行ってくる。 帰りはまた連絡する。 [送迎用の黒塗りの車から降りた景虎は日傘を差して校舎までの短い道のりを歩いていく。 秋から冬になれば日の入りは早まるが依然としてサングラスは外せない。 教室までの廊下を実に柄の悪い見た目で歩いていき、教室で席につけばサングラスは頭の上へ。 >>1先生が来れば素直に応じて授業を受けるところは実に真面目なもので成績も悪くはない] ふふっ、見ろこの数学の点数を! [悪いところがあるとすれば小学生や中学生のようにテストの点数を誰かしらと張り合うあたりだろうが、これはその辺りを経験してこなかった故の学校生活の謳歌の仕方の一部だった。 ちなみに点数が良くても悪くても競うので玉砕することもしばしばある**] (12) 2024/11/10(Sun) 2:47:26 |