人狼物語 三日月国

237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ


【人】 瀬戸 海瑠

― 夏の終わりから ―

[彼の卒業する数ヶ月前という時期に彼と恋仲になって、
刺激的な誕生日や夏を過ごした。
学業にも力を入れていたら目まぐるしい毎日だったけれど、本当に幸せだった。

そんな夏も終わった頃、不思議な体験をした。
自分が男の身体になって、
彼が彼女になって……

二人して夢を見たのかと思ったし、今でも……夢か現実か、どちらかだとはっきりと自信を持って言い切れないところがある。

でも、
自分が憧れる様な可愛い女の子を目の前にして、
純粋に可愛いと思う気持ち、
姿形が変わっても愛おしいという気持ち、
それから、
ずるいって、うらやましいって思う気持ち……

そういうのは確かにここにあった、と覚えている。

でも「ずるい」っていう言葉は伝えられなかった筈。
先に子供ができる様な行為を体験したから、なんて、
自分がしておいて何を今更、という事もあったし。

翡翠さんがかわいくてたまらなくて
抱いてしまったけれど、
翡翠さんの方がかわいいから、
元に戻った後に抱きたいって言われても、
正直どうしていいかわからなかった]
(14) nikibi 2023/12/18(Mon) 20:38:20