【人】 第11皇子の従者 ダレン[かくして祖国を離れ、旅の末に主人の祖国『アルファルド』へ辿り着いた。 旅の途中、アルファルドのことは何かしら主から聞いただろうが、その中でも強く記憶しようとしたのはやはり後継者闘争のことだった。>>6>>7 王位継承権が剥奪される条件>>9を聞いたとき、不思議に思ったものだった] (争いたくないだけならば、私を従者としなければ 権利が剥奪されたのではないだろうか……?) [それを当時尋ねることができず、黙って飲み込んでしまったのは、たった1人自分を選んでもらえたことが少なからず喜ばしかったからに他ならない。 他の従者はおらず帰れば2人暮らしと知って、それだけ頼ってもらえることの誇らしさもあれば、自分1人だけで主の身を守り抜けるのかの不安もあった] (14) 2021/04/14(Wed) 19:11:31 |