【人】 名坂愛子ぅ、ぁあ……ぁ……っ! [そして記憶に新しい死体安置所。普段行くことすらないであろう場所の経験は強烈で、やがて普通に探しているだけの夢は悪夢へと変わっていく。 際限なく続く扉の群れを次々と開けていけば、やがて出てくるのは 無残な姿で黒い袋詰めになった妹の死体 。見つけた瞬間、夢の中で叫び声をあげたのだけれど声をあげる事さえできない。 息が続かない、嫌な汗だけが湧いてくる。 妹が死んだら私は……?私と喧嘩したせいで、妹が……?私が余計な事を言わなければ……? 夢の中の曖昧な頭で嫌な思考だけがぐるぐると回り出す。それと同時に引き起こされる恐怖と絶望] (15) 2022/08/11(Thu) 12:04:54 |