えっ、あっ、うわっ、
[玄関先で聞こえる声に咄嗟箱を閉じたけれど、
箱を片付けるほどの時間的猶予はなく。
床に座り込んだまま、鎮座する段ボール箱と共に
彼を出迎えることになったのだ。]
……お、お帰り。
[取りあえずどういう顔をしていいかわからず
そう声をかけて軽く手を振ったが
室内の状況を見た瞬間彼が顔を歪める。
>>6いやまあ、気まずいだろうなそりゃ。
心中は察するが見てしまったものは
どうしようもないわけで。
恐る恐る尋ねる彼に開き直って頷く。
>>8]
(17) guno 2022/11/01(Tue) 10:31:26