【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[……と、思っていたのに!! 魔力供給は思っていた以上に回数を重ねていった。 彼の供給に人の体液が必要だと知ったのは、キスで供給を補うことにしてから少し経った後のこと。 体液が必要だってっていこうとは、そう。 ただ唇を触れ合わせるだけではいけないということで。 ファーストキスもままならなかった私が、 それはもうでぃーぷなちゅーを覚えさせられた。 呼吸の仕方を覚えた次は、舌を絡めあって、その次は唾液を送り合う。 今思えば最初のキスは彼にとってはまだ序の口だったということだ。 そんなキスを覚えてしまえば、心穏やかなはずもなく。 魔力供給の度にドキドキしてしまう。] (17) 2022/05/19(Thu) 21:31:48 |