【人】 古牧 宰── 現在/星架祭りへ ── [ 公園のベンチに座ってぽやっと 祭りの準備を眺めていた>>0:102 遠目には誰が誰だかはっきりと判別はつかない。 もし手を振られたりしたら振り返すくらいは しただろうけれど そういう機会はあったかなかったか。 一人と二匹もお昼近くになれば動き出す。 猫と別れて、そうして 右目に眼帯をした男は暖簾を潜り 『食堂 衣狩』へと顔を出した>>0:98 目をなくしてから来るのは今回で二回目だったか。 一回目はまだ食べ物との距離感が掴みづらく 少し零してしまったりしたりもしたが。 流石にそろそろ大丈夫だろう、と思っての二回目だ。 もし眼帯のことを聞かれていたのなら 少し病気した、とか言っているだろう。 ] (17) 2024/08/20(Tue) 12:38:01 |