人狼物語 三日月国

238 【身内】幽谷廊へようこそ


【人】 看護婦 清水 花枝

 
今は、自分の趣味よりも彼の存在の方が気になってしまう。
>>14紙を持ってきたなら、との言葉にはもちろんと笑顔を見せたけれど。
鶴はさまざまな神社に飾られてる印象がある。
私の他にも飾った人がいたのだな、とどこかしんみりしながら。
 
 
唐突にも思えるその問いかけに瞬いた。
 
 
「…願いとか、叶えたい事?
 そう言えば従業員の方も言っていたけれど
 あんまりこれと言って…無いかもしれないわ。」
 
 
懸命に生きて。懸命に学んで働いて。
家ではこっそりと息を潜めて。

そんなふうに暮らしてきたから、生きるために学んで働いてきたから、夢らしい夢はなかったかもしれない。
看護師になったのは就職に強いからであって、立派な志があったわけじゃ無いし。
でも。
(18) もくもく 2023/12/24(Sun) 19:10:34