人狼物語 三日月国

192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】


【人】 聖断者 クラヴィーア

ーある日 ダンジョンー

その声>>6>>7は聞こえていた。

「…………」

うまく立ち回りはしたはずだったが、どうやら比較的前から勘付かれてはいたようだ。
確かに、右手のノコギリ状の大鉈、背負ったクロスボウ、いくつかの神聖魔術。これらを組み合わせた戦闘スタイルはこの街の冒険者ではかなり珍しいものだろう。
よほどの難所でなければパーティにも入らず、腕も(多少切り札を隠してはいるが)立つとなればなおさらかもしれない。が。

「何故そう思う?」

沈黙を守るには、随分確信を得ている様子、その答を聞けば思わず顔をしかめる。
確かに日頃から素性バレにはかなり警戒していたが、年端もいかない初対面の子供にまでは注意が行き渡っていなかった。
(18) 2023/01/03(Tue) 20:59:33