
![]() | 【人】 七川 惺私を欲しいと言ってくれませんか。 貴方の頭上に王冠を被せる者として。 [……す、と一度観客側に視線を逸らす。] それを許してもらえるのなら 私は貴方と一緒に地獄までお供する覚悟がある。 そうして、誓いの証を頂けませんか。 神への誓約を凌ぐような、その証を。 [誓いの証、とは何か。 まだ明言しない。 もらえるはずもないとも思っている。 キスだけでももらえれば重畳、と思っていた。 まだ、この時には。 ただし、騎士のようにその手にキスするのでなく。 その薔薇のような花の唇に。 そんな熱のこもる想いを、俺の声は、視線は。 *]観客に伝えることができるだろうか。 勿論、目の前の相手役にも。 (18) 2026/08/14(Fri) 16:26:20 |