人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 “観測者” 処暑

[ 春が先取りされてそこに在るような桜餅を菓子切りで切り分けて口へ運ぶ。
 ……美味しいと思う。恐らく、誰が食べても美味しいと思う程に。
 ただ……私は食事に対して熱心な方ではなくて、熱烈に感想を伝える、ということは出来ないだろう。
 ……では何故食べたかというと、立春の祝いが近いから、というべきか。
 もう少し分かりやすく言うならば、菓子を彼女が出したのが常の事でなかったから、か。
 私が惹かれたのは、そういう“特殊性”に、である。

 麦秋至の彼女が、私は和菓子が好き、と認識したと知ったら、私はそれを否定するだろう。>>2:142
 和菓子が特段好きな訳ではないし、故に、餡の論争に参加出来るほどのこだわりもない。>>3
 皆がどうなのか、という興味はあるが。


 周りを見れば、多数がその菓子を味わっているのが見える。
 この状況は、興味深い楽しい
 大雪の彼女が食んだり、>>10
 冬至の彼女が小雪の彼女に勧めたり、>>4
 それから皆のことを眺めて、食べかけの和菓子を置いて、手帳へと向かう。 ]
(19) hoshine_k 2022/01/23(Sun) 2:29:22