【人】 骨頭 クローディオクローディオの身体は一つしかない。一人に立ち塞がっていれば、その更に後ろから現れたもう一人(>>13)の視界を塞ぐことはできず。 「……タンジー…」 何があった、と言えずにいた。 大広間に、と言って先に行くフィラメント(>>14)にもただ頷くだけ。 そうして、見上げるバケツ(>>15)に視線を返す。骨じゃ全く表情もないのだけど。 新たにやってきたノル(>>17)にも顔を向け。 「……えっと、な。大変なことが起きた。だから、みんなを大広間に集めるんだ。 大広間にいこう。……ここは、あんまり見ない方がいい、今は」 クローディオにしては随分言葉を選んで告げた。 共に大広間に行くなら、モノオキの手を引くつもり。 (19) 2022/07/18(Mon) 0:42:32 |