【人】 寿ホ儀 直青>>0:151>>0:152>>0:153>>0:154 [認知──納得──連想、ささやかな疑問──安堵、からの怯懦──戸惑い。思索、思索、思索、──再びの怯懦。 目まぐるしいシナプスの煌めきを直青は 視 ていた。]…………。 魂を育てる、とは羅生の"言葉"です。 [総括。下した評価は──「是」である。] 「確かに何か、ある」! 大いに結構! それが何より大事なことです。前提となるものです。 雷恩。言語の持つ力は何だと思いますか? それは定義をするということです。 君が「それ」をどう定義付けるのかを僕は知りたい。 もし言語化に至らなかったとしたならば、 それは君が「定義をしたくなかった」のと同義です。 [そしてそれもまたひとつの"選択"です、と結んで、直青は踵を返した。去り際、伸びた根の埋まる地面をしゃがんで撫でる。 大地に根差す、魂。そのかたちを確かめるように。] ** (19) 2023/11/20(Mon) 17:16:48 |