【人】 光学迷彩 もも…いただきます。 [タピオカ入りのイチゴミルクが目の前に置かれている。それに一礼(?)し、口をつける。イチゴの果汁とクリーミィな食感で口内が満たされる。そこにゴム弾の様に跳ねるタピオカが次々と放り込まれた。余りの感覚に吹き出す一歩手前まで頬を膨らませたが、ゴクン、と何とか喉の奥まで押し込んだ。甘さ×甘さとは連続して飲み続けられるものでは無いけど…味は悪くない。] 「美味しい!ね?藤堂さん!」 [キャッと湧き上がる彼女にわたしも頷いた。] ん…初めてって感じの食感っスね〜。 甘くて美味しいっス。 [しばらくタピオカの味を堪能する。 その間にも2人は次の話題に移行していた。 ペースが速くて息切れしてしまいそうだ。 これからどうするか…>>3。] 「同じクラスの子がバンドでボーカルをやるらしいんです。これから体育館に行こうかと!」 [へー、そんな人がクラスにいるんだ。誰だろう。自分のことは他所にして、ストローを咥えながらぼんやりと考えた。*] (19) 2020/06/17(Wed) 13:56:28 |