 | [ 須藤に、入っていいかと聞きながら、 迷わず俺の席まで来た矢川は、 あろうことか俺の手から、ひょい、と タバコを抜き取る >>13。 ] おい。 [ 不満気にそう声を上げて、高いところにある 矢川の顔を軽く睨んでやる。 未成年喫煙を咎める矢川のその顔は、 言葉とは裏腹に笑っていて、不覚にも俺は ちょっとホッとしてしまったりした。 おまけにあったばかりのはずの須藤に 同意を求めたりしていて。 ] 残念だったな、そいつとは ふりよう仲間なんだ。 [ 俺も、『な?』と須藤に同意を求めた。 ]* (20) 2020/06/17(Wed) 14:00:59 |