[自分がさほど焦らずにいられるのは、多分に、とうに失う純情もなく、例え帰れずとも嘆く家族のいない身だからだ。
か弱い少女の身でありながら、動じていない口ぶりの少女を凝視する
>>20]
君は…、怖くない、のか。
それなら多分。その方が、いいんだけど。
[きっと、知ってる。
その言葉はまた、自分よりも年若い雛達の方が、
或いはこの異界に通じているのかも知れないと思わせる]
でも、なんていうか。……気をつけてね。
[宴の続きは、想像に難くない。
思うところはあれどもできることもなく、月並みな言葉をかけるに留めた**]