 | ── かつて・進路指導のときに ── [ 進路指導をしてもらったのはまだ記憶にも新しい >>10 兄と同じ年齢の若い先生は、比較的親身になって、 私の相談にも乗ってくれたはずだ。 だけど、それがピンとこなかったのも実は事実だ。 一度きりの人生、自分のために選んで、生きなさい 自分のやりたいことがあるとか、 敷かれたレールが比較的自由な子にとっては、 その言葉も確かに響くのだろう。 だけど、自分のやりたいこともなく 周りの言うことに反対する意思も、動機もない私は、 その言葉に「……はい」と曖昧な頷きを返した。 ] (21) 2024/08/20(Tue) 13:19:11 |