人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 種族を厭う話も、人間になりたがっていることも
 顔馴染みの彼は知っている話だろう。
 ―――― 深い事情は話さず訊かず、の関係は
 ぬるま湯に浸るようで居心地が良かった。


  「 ふふ …… メレフは優しいね? 」


 何も覆うものが無い今、
 外気に晒されている兎の垂れ耳がぴこんと揺れる。
 …… 本当にこんなもの、邪魔で邪魔で仕方がない。
 それさえ恐らくは、彼が思うところの
  贅沢な悩み ≠ノ他ならないのだろうけど。>>16

 
(23) 2021/12/07(Tue) 9:45:28