人狼物語 三日月国

212 【身内村】桜色のエピローグ✿


【人】 火澄 七瀬




 「 仕方ないな。
   なら、私の傘に入れてあげるよ。

   濡れて体調崩したら大変だからね。 」


 なら、ここでネタバラシをするべきだったのです。
 しかし思いのほか心に掛かった負荷。
 そちらに気を取られてしまった私は、

 別の言葉を口にすると、
 彼の前に自身の薄紅色の傘を広げました。
 
 
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(24) 希 2023/05/09(Tue) 17:20:59