人狼物語 三日月国

102 【身内RP】泡沫に消えし夢の随に


【人】 劇団員 テオドール


 
 言わば顔見知り、というところ。
 そんな彼のお店はなかなか繁盛しているようです。

 それも当たり前というものでしょう、
 こちらにまで美味しそうな匂いが漂って来ますし
 試食させて貰ったお肉は、大変美味でしたから。

 うず、と興味が引かれる体に従って
 そちらへと歩みを進めようとしますが
 一歩踏み出したところで足を止めます。

 今は宣伝活動中であり。
 食事をいただく時間ではありませんでした。

 物干し気な目だけを向けて、
 もし目が合ったのなら会釈をひとつ。

 帽子のつばをくい、と上げれば
 再び雑踏の中へと進んで行くのでございました。**
 
(24) 2021/10/18(Mon) 23:14:01