人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
  「 わあ、ありがとう!
    やっぱり貴方にお願いして良かった! 」


 出来上がったローブは、精緻と呼んで遜色もなく。
 すぐさま耳を隠すために頭から被れば
 彼は此方の様子を気にもせず、足早に足を進めていた。
 数歩遅れて後ろをついていく。


  「 ―――― 御馳走するのは勿論良いんだけど
    私も高位魔術師なんだから、
    ご飯代も宿代もひっくるめて多めに払えるよ? 」


 人と話すのは好きだから、全然良いのだけれど。
 魔族でもそんなに食べないだろうというほどの量を頼み
 挙句酔っ払って大騒ぎした彼の後始末をするとしても。
 
(24) 2021/12/07(Tue) 9:45:52