![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[最初は予定通り、ブッフェに向かったかな。 何となくシステムは理解してるが、 人間界の食にはあまり興味がなかったので、 どれを取っていいか迷う。 咲夜の取っているものを真似して取ったり、 見知らぬ客に「これ美味しい?」って聞いたりしながらプレートを埋めたら、そんなにバランスの悪くないラインナップになった] ん、これ美味しい。 [と目を輝かせたのは、一口サイズのワッフルだった。 焼き立てじゃなかったから、 今朝咲夜の家で漂っていた香りの正体とは思わず。 そんなもの知らずな俺だけど] はい、あーん。 [っていう恋人同士の様式は知ってる。 フォークに刺したワッフルを、 人目もある店内で堂々と彼女の口元へ差し出した。*] (26) 2025/04/26(Sat) 19:05:00 |