人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 家族愛 サルヴァトーレ

>>16
君が声をかければ男は顔を上げる。それから車に預けていた腰を戻して、立って。柔らかく微笑むだろう。

「……ああ。君か」
「サルヴァトーレさん、なんて他人行儀だな。トトーって呼んでよ。いつも言ってるだろ?」

白い歯を見せて笑う。落ち着いた色の装いに、色の薄い肌や髪はよく映える。赤に近い紫の瞳が、細められて君を見つめた。

「今、お姫様をお城までお送りしたところだ。勿論丁重にね。
それで次の予定まで時間があるから、暇を潰してる。君は?」
(28) 2022/08/09(Tue) 21:15:44