【人】 魔法使い ミンナ・コンスタンツェ[誘うように手を引けば、彼もシーツの中へと滑り込んでくる。 そのことに満足そうに目尻を和らげて、 降り落ちて来るキスを瞼を下ろしたまま受け止めた。 ふわりと力が抜けていくような感覚。 深くはない口付けでも、微かに精気を奪われていくような。] ……ふふっ、くすぐったい……。 [『可愛い』>>26という声には照れ臭さから答えられず。 代わりに幾度も落とされる唇に笑いながら首を竦めた。 薄っすらと覗き見るように、臥した瞳を覗かせれば、 桃色の瞳がテンガンを捉える。] (29) 2022/05/17(Tue) 21:53:40 |