人狼物語 三日月国

137 【身内】No one knows【R18】


【人】 商人 J

[ そして、商品の顔にジャンヌには見覚えがあるはずだった。

かつて、アンペール家に使用人として仕えていた女。
彼女は悲劇の夜にたまたま所用を言いつけられ、所領を離れていたおかげで難を逃れたはずだった。

それを見つけ出しこの場に引き立てたのは、無論ケリオス商会であり、即ちジュダスの仕業であった。]


 ここでは何でも¥、品になる。


[ 競り合いが始まれば、ジャンヌに下卑た視線を向けていた者たちがこぞって値をつりあげていた。]
(30) JohnDoe 2022/03/17(Thu) 23:24:07