【人】 学生 ガラーシャ― 砂丘 ― 欲張りました… すみませ、ん。 [場所の目星をつけるのは君に任せる>>27と言われ、よし、と張り切った。 張り切って歩き出して、歩きすぎたかもしれない。 段々に赤い色が薄い黄色に戻り、そして夜の色に染まりそうだと気づいて、急いで砂漠の方へと向かった。 2,3個の砂丘を越え、馬車道が微かにそれらの砂丘の間から覗いて見えるくらいの距離の砂丘。 その上で、アンドレアスが誰かが野宿した後を見つけてくれたのは良かったのだが、辺りは既に、かなり薄暗くなってきてしまっていた。 作業に大分手間取りそうだ。 彼に首を垂れて謝ったが、彼は全く気にしない様子だ。 荷物からごそごそと、ランプと薪や藁を手に取っている。>>28 確かに、この状況なら火を先におこすのが正解だろう。 ただ、無風の今、火を十分な大きさにするまでにはまた少し時間がかかりそうだ…] (30) 2021/10/03(Sun) 22:45:03 |