人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 コピーキャット ペネロペ

「お待たせしました!こちら二種のブルスケッタですっ」

バーカウンターの一角にカッティングボードが添えられる。
その上に並ぶのは彩り豊かな軽食の定番。
供する店員はバーの雰囲気に相応しく、控えめに笑顔を綻ばせる。

「S'accomodi.
 リンゴジュースのご注文はマスターまでどうぞっ」

少し茶目っ気を出して、冗談も添えて。
ここではきな臭い噂も縁遠いもののように。

それでも街中に漂い始めた不穏な空気は拭い切れない。


「…あっ!もうこんな時間。マスター、お先に失礼します」
(31) unforg00 2023/09/02(Sat) 19:56:49