人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 piacere ラウラ

【待ち合わせ場所】 >>28 ツィオ様

今来たとこ、なんてことは嘘に決まっている。
断定するのはいいことでは無いが貴方ツィオ様だから、と。

それを指摘することは勿論、ないのだけれど。


漂う香りに少しだけ目を細めて、ゴミ箱に捨てる流れまでを菫色に映す。
やっぱり何だか、似合わない。そう感じてしまった。


続く言葉には目をぱちぱちと瞬かせた。

「……ツィオ様も、ですか?」

そこはどうやら、予想外だったらしい。
スラスラと紡がれるいつもの言葉よりもそちらに反応して。

返事を考えている間に道を促されたから、黙って頷く。

(33) 2022/08/19(Fri) 11:49:53