203 三月うさぎの不思議なテーブル
 | [声に応えるように、小さく頷きを返して。 また無意識に帽子に触れた。 表情を隠したくなる時に出るその癖は、 スタッフなら気づいているかもしれないけれど。] はい、『また』。 次の来店も、お待ちしています。 [次 >>31、があることに少しほっとした。 忙しいとばかり思っていたから。 うさぎの穴はいつでもアリスを待っている。 今度、彼が訪れるならその時は。 紺色のうさぎがで迎えようか。 そう、考えながら彼と約束を重ねていく。**] (33) 2023/03/07(Tue) 3:05:22 |