人狼物語 三日月国

113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】


【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>25 ミズチ

「……、変。
 あなたがですか〜、珍しいこともあるもんですね」

笑みを浮かべたまま、一瞬眉をひそめて襟巻きを見る。
さて、尋ねてもわかる物だろうか。

「お礼は要りません、どうぞ、ごゆっくり休みなさいな。
 気を向けるのは当然、あの日の労働を無駄にはしたくはありんせん。
 動かなくなるなら金になりそうなものを残して手紙を寄越すんですね」

軽く手を振って、部屋に戻るように払う仕草をした。
花も落とすんじゃ有りませんよ、と一言添えて。

男はミズチに対して縁がある。
何度か共にダンジョンに向かっているのも見受けられる上、
互いによくつるんでも居るだろう。

だが情はあるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在に、一体何を向けるというのだろう。
(34) toumi_ 2021/12/11(Sat) 4:03:33