 | [本当はもう少し生きてみたかった >>1:114。 誰も助けてくれない、誰も許してくれないと 長い時間をかけて理解したはずなのに、 甘えた私の心がもしもを手放せなかった。 生きている限り、いつか報われるんじゃないかって。 それがたとえ限りなくゼロに近い可能性でも、 望まれずとも、生まれることすらなくとも、 命は命だろうに。心は心だろうに。 やがて絶望し、私のすべてがそれを否定しても、 正しさが遂行されるその瞬間まで、 私の心には欠片がひとつ突き刺さったままだった。] (34) 2022/08/13(Sat) 17:24:35 |