─水曜日・正午/私立野薔薇大学・購買─
だってさァ、必死になったってどうにもなんないなら、最初からしんどいこと放棄してたいじゃん?
[ベンチに座ってからもなんとなくパンを開封する気分になれずに、口寂しさにストローを啜り続けた。聞き飽きた大人達の説教と似て異なる突き放され方
>>32は、視線を合わせるのを躊躇する程度の打撃はあって。容器の中でジュルリと空気の混じった音が響きいつの間にか中身が空になったことに気付いて、思わず真顔になる]
別に留年しようがクビになろうが困んないけど、…………独りになんのは嫌かなー。