 | [ネームプレートを探す間に落とす囁き。 返った言葉に自然と、笑顔に艶が乗る。 左手に残るそれに一瞬だけ視線を落とし、 ノンアルコールのマティーニで舌を湿らせると、 もう少しだけ、彼との距離を詰め。 >>13] いつもこうして"営業"をかけてるのかしら? ……ほんと、お上手。 ごちそうさま、おいしかったわ。 後で……そうね、10分後くらいに同じものを 部屋に届けていただける? 今度はアルコール入りのものを。 [ゆっくり、彼の目の前でグラスを空にしたら、 わざと指先が触れるように彼へと手渡し。] (35) 2020/07/12(Sun) 11:21:53 |