人狼物語 三日月国

84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】


【人】 奉公人 ユヅル

「それが島の掟である以上は、
 従わねばならぬのが道理で御座います」

背中に隠れている沙華を好きにさせつつ、
思い思いに語る周囲を見据え。

「これより三日と三晩。島外からの御方であっても、
 腕輪を持つ人間は等しく神託にて選ばれる事が有り得る者。
 それがこの祭礼の決まりです」

腕に嵌められたブレスレット。
それは自らも又生贄の候補である事を示していた。
(36) dome 2021/07/21(Wed) 12:44:05