【人】 不覊奔放 ナフ廊下を、行ったり来たり走り抜けている。 男を知るものであればそれは珍しい光景ではなく、けれどそれを咎められていないのはある意味珍しいかもしれない。 普段から暇さえあれば動いているような男だ。落ち着きがないというわけではないが、兎角常に暇を潰している。 手枷だけはログイン前に外されているが、両手足首にリング状の枷は嵌められている様子。とはいえ特殊な機能はない。ただ重いだけだ。 それで充分にこの囚人は弱体化する。 端から端まで、体操競技のように動き回っている。 (36) 2021/09/29(Wed) 21:26:37 |