人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【人】 魔剣持ち ヘイズ

「おかげさまで。本当に気にしなくても大丈夫ですよ?
 あ、でも…はい。ここに来るのは初めてで。
 案内してくれるんですか?
 …ありがとうございます!ぜひお願いします!」

思ってもない申し出に、一瞬迷ったけれど、二つ返事で快諾。
初対面のあまり知らない人だけれど、警戒心よりは初めて来る大都市の中、ありがたいという気持ちが勝った。
あと、「これっていわゆる逆ナンパみたいなものでは?」という下心が大いに勝った事も否定できない。
もちろん傍目にはそんな素振りはおくびにも出さず。

「え、手…手ですか?
 あ、はい!わかりました!」

手が汚れてないか見て、手持ちの布きれで拭って、恐る恐る手を差し出す。大分緊張しているのがわかるだろう。アルブルクはむさ苦しい男どもの街で、こういう女性への免疫はほとんどないのだ。
(36) 2021/12/07(Tue) 18:01:40