【人】 メカニック ゾズマ【色のついた夢】 [それはゾズマが覚えている限り、高等教育機関での学園祭での出来事。 宇宙開発の分野にも力を入れていたその学校では、とある企業に協力を依頼し、最新の宇宙開発用機材の出展ブースを学園祭の出し物として設けていた。そのブース内でのこと。] うん? アナタ、もしかして、例の留学生? [それはただの勘違いだったか、或いは本当に星間留学生>>1:418だったのか。 とにかくゾズマは、見かけた“留学生”だと思った子――スピカに声を掛けていた。ゾズマの記憶の中では、これがスピカに初めて自分から声を掛けた瞬間だ。 そして、何がゾズマにそう思わせたのか、スピカが“同士”であるらしいと考えて] (37) 2022/07/15(Fri) 6:46:38 |