【人】 風紀委員 普川 尚久>>39 柏倉 「足がきついのは自業自得ですぅ。 大丈夫じゃないのに出して来たら本気で救いようのない学園だろ。まあそれこそ忙殺された原因の報酬なんだし、当然の様に享受していいだろ」 別の某若井氏は芸大の推薦だったか。 通るといいなとぼんやり思いつつ。自分達が行く大学は余り推薦と言う系統でもないし、休暇くらいが一番良いだろうという判断だ。それこそこの疲弊っぷりだと受かる大学受からなくなる。 「行きたい所って言われると幾らでもあるけど。そもそも6日もあるなら海外旅行でも行かねえ限り全部回れんじゃねぇの?」 とは言え提案を出せと言われれば考える。そもそも相手は食の好みと言い、割と無難な好きが多すぎる。大体どこか行きたがるなら自分なので遠慮も何もなく決める方が早い。 「まあ息抜きなら“いかにも”ってとこ行く方がいいんだよな。 それこそ水族館とか。6日間は行かねぇけど。 あ、 オープンキャンパス 6日の中に日程あったわ。これ今の内行っとかないと今度行けないとマズい……そういやシャーペンの試し書きしようと文具屋行きたかったな。テレビの台座壊れかけてたから家具見に行きたいし、大型モールにでも寄って……あ、ビデオ屋行ってブルーレイ借りまくるとか。映画館行くより寮で転がって見てる方が気楽だろ。菓子を買い込むか。お前箸でポテチ食ってんの死ぬほど気になるから薬飲んだ後の夜見ようぜ。素手で行けるだろ」長い長い長い。多忙の極みでどんだけ行けてなかったんだと言うくらいスラスラ出てくる。そもそも一人でいいだろう要件も幾つかあるし、一つ休暇として変なのが混ざってるが重要なのでいれてあります。 つまりは一緒に行くつもりどころか、むしろ行って当然と言う顔をしている。 (40) 2021/11/09(Tue) 23:42:35 |