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人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

[それに、可愛いのは店員さんだけではない。

たまに見かける常連の、綺麗な女性。>>9
いつもいるわけじゃないけれど、ドアを開けて彼女がいたら心の中でガッツポーズをしてしまう。
アイドルに強い興味があったわけではないけれど、なんとなく名前は知っていた。何処かで見たことのある顔だなーなんて思っていて、その名前を知ったときはこれが運命か神様ありがとうなんて思ったりしたものだ。

7年前、彼女がアイドルをやめたとき。
俺は21歳で、今までの醜い自分を変えようとしている真っ最中だった。
ぶよぶよと太った醜い体から抜け出すためのダイエット、筋トレ。しんどくて折れそうで、残っていたポテチの袋に手を伸ばしそうになって誤魔化すためにつけたテレビの中。
彼女は今まさに、普通の女の子に戻ろうとしていた。>>10>>11

そのとき思ったのはこうだ]
(41) memeri 2023/03/01(Wed) 17:28:38