【人】 瀬戸 海瑠[そうしてやって来た当日。 海までの足は電車だったか、 それとも彼が車を運転してくれる事になっていたか。 待ち合わせ場所に、薄手のブルーのパーカーに白いティアードワンピース、髪は簡単に後ろでまとめた姿で立っていた] おはようございます、翡翠さん。 いいお天気ですね。 [日差しが強いのでさしていたグレーの日傘を傾けて、彼に笑い掛ける。 海に行くけれど、肌を焼きすぎてはいけない。 何せ四月くらいからバイトで読者モデルをしているもので。 あのお姉さん>>0:45が関係者で、 時々だがファッション誌に載せてもらうなんて、 あの時は考えられなかった。 でも結構楽しい。 自腹で服を買うのも、シンプルな服を数着しか持っていなかった自分にとってはポジティブな出費だ。 学園内ではあんまり目立ちたくないから元々着ていたものを着回しているけれど、 仕事と、彼の前ではおしゃれを存分に楽しんでいる。 立ち話もそこそこに、海へと足を向けるだろう。**] (41) 2023/04/22(Sat) 19:57:45 |