人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

(……なんで、こいつがここにいるんだよ)

[灰色がかった茶髪に、優しげな垂れ目。>>30

神田夜綿──職業はライター、つまり俺の同業者だ。
同じ雑誌で案件を抱えている、やることなすこと気に食わない男。
……その全てがただの逆恨みで、あいつ自身はすごくいいやつだという事実が一番気に食わない。

その姿が視界に入った瞬間踵を返したくなった俺を引き留めるように、無情にもドアベルが軽やかな音を鳴らした。

ため息を吐いて店の中へ。せめて可愛い女の子に癒されたいと、なるべく彼らから離れた席に腰掛けてメニューを開いた**]
(45) 2023/03/01(Wed) 17:31:36