【人】 転入生 二河 空澄[怖いもの、をアレコレ想像しつつ すぐ消えちゃいそうな儚い笑みを思い出して 真昼くんは大丈夫かなって心配もしつつ 慣れない家のカギを ガチャガチャ回して帰宅した。] ただいまー‥‥ [分かっていたことだけど 誰も居ない部屋は 少し冷たくて、寂しい感じがした。 家族みんなで一緒に暮らせるんだから 不幸中の幸い、だと 父も母も口を揃えて言う。 ふたりとも 恨み言なんか言わずに 前向きに頑張ろうとしてるから、 だからオレも迷惑や心配を掛けないように 自分で出来ることは自分でやろうって 心に決めている。] (45) 2020/11/26(Thu) 12:11:11 |