【人】 羽化登仙 ロミケス>>42 ルストロエル 「成程……温度や匂いがない……私の感覚では、些か物足りないというか、寂しい気もしてしまいますな…。しかしなんとなくの理解はしました」 これは、側にいるだけでほわほわと甘いような苦いような独特な香りを放つ天使だ。自分も鏡像ならそれがなくなるのだろうかと、軽く自分の匂いを嗅いでみている。 「お任せ下さい!このロミケス、寝相は良い方です!いびきなども掻きません!」 名前を間違っていないアピールで、自分の胸に手を当てて。ついでに添い寝に抜群との主張もしておいた。 「ルストロエル様が暑がりでないのであれば、尚更私はうってつけかと思います」 握手を強請るように片手を差し出した。陽だまりかコタツか、くらいの暖かさを誇る体温だ。 (46) 2021/11/10(Wed) 0:52:10 |