人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 pasticciona アリーチェ

>>31 イレネオ

「えっ、と」

厳しさに少し怯え、突如ピンと背筋が伸びる。
言い切られると怒っているのではないかと心配してしまう性分はそう簡単にかえられなくて、この日も言い切りの言葉にいちいち表情をコロコロと変えていく。

「本当……?」

恐る恐る貴方の表情を盗み見て、言葉が嘘じゃないのに気付くと途端にはふ、と息を吐いて脱力する。

「えっ、あ、大きいのがよかっ、た?
 ……それなら、これかしら」

全部均等に切っているのではなく、あえてお腹の好き具合に合うように大きさは少しばらけて切っていたから、1.4枚分くらいの大きな欠片を上から指さしている。

またその言葉で自分のお菓子に興味を持ってもらえたのが嬉しくて纏っていた怯えの空気が一瞬にして霧散した。何ともわかりやすい女だ。

#警察署
(47) poru 2023/09/15(Fri) 22:43:06