人狼物語 三日月国

162 【身内】奇矯の森【R18G】


【人】 ガラクタ モノオキ

「う。」

モノオキは第一発見者でもないし、何かを見たわけではない。
バケツの姿のまま広間で静かに座っている。バケツはやや下に傾いたまま、恐らく皆を見るために少し動いている。

『誰かがやった』という意味合いの言葉にも、何も答えなかった。

でも、言葉ができないからと言って理解できないわけではない。
すこし不安げに誰かに手を伸ばそうとして、諦めて自分の服の裾を掴んだ。
(48) 2022/07/18(Mon) 19:26:20