人狼物語 三日月国

147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】


【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



街から街へ旅をするにあたって、
魔力補給をさせてくれる人物というのは
テンガンにとってなくてはならない必需であった。>>30
が、流石に旅慣れしていない新人パートナーに
旅を慣れさせることから始めるのは少しだけ苦労だった。


「大丈夫だから、魔力分けて……」


静かにけれども着実に。
彼女の服を汚さないように距離は少しおいて
何度か唇を重ね、彼女から魔力を補給する。
ふらつかない程度に分けてもらえれば
唇を離してお疲れ、と一言。


「鼻から呼吸するのきついだろうから、
次からは口開けて。いいね?」

抵抗してきたことを考えて、はぁとため息をつき
おどろいた表情が抜けない彼女をその場に置き
テンガンは何とも思っていない顔で歩き出した。>>31
彼女がついてきているか確認するために
偶に振り返って、またため息をつき足を止めた。*


(49) anzu_kin_ 2022/05/17(Tue) 22:59:43