【人】 上原 隆司[次の休みはちょうど火曜日。>>45 お弁当を受け取って登校に付き合って、帰りに待ち合わせて映画館に行くことになるのだろう。 >>46不穏な影が見当たらないことに安堵して、見送ったときの言葉は心に留めた。 一服した後、電車で家に帰って、部屋の鍵を開けるとき。 そのキーホルダーがお揃いのものになるところを夢想した。 いつかは矢川に部屋まで来てほしい気がして、春休みならそれが無理なく叶うかとも考えた。 もう少し部屋の中を片付けるかと考えながら、寝る前にメッセージを送ろうとして。 文章が何も思い浮かばず、悩んだ末に送ったのは、音符のスタンプをひとつだけだった。 共に過ごした時間に想いを馳せて]** (50) 2021/03/06(Sat) 16:23:28 |