人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 ─『 MiraggiO 』─

[霧が出れば、開店の時間。
 俺にとっては、チャンスでもある。
 あの宿屋の夫婦に、話を聞いてほしい。そんな俺の頼みを聞いてくれるお人よしの人間がいてくれたら……。


 どこか緊張しつつ、それでも店員として客のもてなしをするのも楽しみにしつつ。
 その時間がやってくる。


 せいぜい、亡霊に引きずられないよう
 気を付けて来いよ、生ける者達さんよ。]

 
(51) もやむ 2022/05/23(Mon) 7:57:11